授業「やりっ放しでは」、教育長が危機感示す

D.ボブ

2013年09月09日 12:13

全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果、小学生の知識を問う「国語A」で県内の小学生の平均正答率が全国最下位だったことを受け、県教育委員会の安倍徹教育長は4日、市町教委の教育長らと対策を話し合った。安倍氏は「厳しい言い方をすれば、(授業を)やりっ放しではないか」と危機感を示したが、具体的な解決策についてはだれも触れなかった。

 学力テストは小学生と中学生を対象に、国語と算数・数学で、知識と応用力を問う計4科目で行われた。県内の小学生の平均正答率は、全国最下位だった「国語A」をはじめ、4科目すべてで全国平均を下回った。

 一方、中学生は4科目すべてで全国平均を上回っている。

 この日の会合には政令市の静岡、浜松と、市教育長会会長の沼津、同副会長の富士、磐田、町教育長会会長の長泉、同副会長の函南の各教育長らが参加。「学校全体で、長期にわたって児童の学力の推移をチェックする仕組みが必要ではないか」(山田幸男・富士市教育長)、「小学校の授業はどうしても発表形式で、意見交換が多い。自分の思いを記す、書く時間が不十分では」(高木雅宏・静岡市教育長)などの意見が出された。

 県教委は意見を報告書にまとめ、学力テストの結果分析とともに10~11月頃に公表する。
(2013年9月5日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130904-OYT8T01151.htm

普通級にも必死に頑張っている発達障害や知的にグレーゾーンの子どもたちがいます。平均点を上げるために学習が苦手な子をどんどん支援学級に送り込んだり、テストの日に休ませるなどありません様に。

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