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小・中の不登校児 約12万人で中学生では38人に1人の割合

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小・中の不登校児 約12万人で中学生では38人に1人の割合
NEWSポストセブン 2012.11.12 16:00

学校に自分の居場所を見つけられず、学校に通うことがつらい、または合わないという子供たちが集う場所、それがフリースクールだ。そこは学校教育の枠にとらわれない自由な学びの場であり、彼らにとって安心して成長できる居場所でもある。

 フリースクールとは民間の教育機関で、文部科学省の認可なく設立することができるため、団体形式はNPO法人、親の会や市民団体、株式会社などがあり、スタッフも元教員や親、フリースクールのOB・OGなどと幅広い。多くは通所型だが、合宿施設が併設されているところもある。いずれも子供が自分の居場所として安心できることが前提だ。

 現在、学校を30日以上休んでいる不登校児は小・中学生合わせて約12万人。平成12年度頃から高止まりが続く。最も不登校が多い中学生では、38人に1人、つまりほぼクラスに一人は不登校という状態だ(昨年のデータ)。

 こうした現状を受け、文部科学省も2002年頃から全国の学校にスクールカウンセラーを置くなどの対策を取り始めた。しかし、こうした対策は、「学校復帰」を目的としているため、子供たちは学校以外の選択肢を選びにくい。結果、苦手意識を強めることもあるという。

 東京シューレ理事長でフリースクール全国ネットワーク代表理事の奥地圭子さん(71)は次のように話す。

「不登校になる原因はさまざま。いじめや、成績不振などもありますが、なかには自分でも理由がわからないという子も。大人はすぐに原因を知りたがりますが、学校というたった一つの型に子供が全員はまるわけがないのです。

 多くの子は自分だけがおかしいと思ってしまいます。『みんな行けるのに、なぜ自分は行けないのか』と劣等感と孤独に悩みます。でも、フリースクールには不登校経験者も多いので、お互いの気持ちがよくわかり、本当の仲間と思える友人にも出会えます。私たちは学校以外の選択肢を作り、その子の気持ちを尊重し、自分らしくいられる場所を作っているのです」

 1992年に文部省(当時)から出された通達で、フリースクールに通った日数を出席扱いできるようになった。また、多くのフリースクールで高校卒業認定試験取得の勉強や、通信制の学習サポートを行なっており、高校卒業資格を取得できる。フリースクール卒業後も、進学や就職などそれぞれの道を歩んでいけるのだ。

※週刊ポスト2012年11月23日号

http://www.news-postseven.com/archives/20121112_154331.html


これだけの子どもたちの行動を見ても、根本的に現在の学校制度を変えようとしないのでしょうか?せめて支援級と普通級の間のクラスを設置したり、先生の数を増やしたり、お金をかけてみてはと思うのですが・・・。今後もマイノリティーが排除されたり、心太式の画一的教育で個性が潰されたりすることがありませんように。


タグ :不登校

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